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料理のお手伝いは子供のサクセスストーリーの第一歩!育脳とその効果

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みなさんのお家では、子どもにお手伝いをお願いしていますか?料理のお手伝いは子供の食に対する興味、関心を促すとても良い事。さらにお手伝いには子供の育脳。つまり学力アップにもつながる素晴らしい効果があります。

お手伝いをさせるということは子供におてつだいのやり方を教えなければいけません。お仕事や日頃の家事育児で忙しいとは思いますが、子どもの将来に与える良い効果をここで知り、みんなが得をするお手伝いを実践してみましょう。

なかなか口に出さない子もいるかもしれませんが、実は一緒に料理をしたがっている子どもは多いんですよ。

この記事では、そのお手伝いが子供の将来にもたらす良い効果をお伝えしたいと思います。

少しだけでも意識できれば、ただのお手伝いが特別な成長の場に変わりますよ。

 

 

お手伝いは「生きる勉強」。学力アップにつながる6つの効果

 

1.料理で「五感」を育て脳を刺激する

料理は道具をつかうときに「触れる」、焼いたり煮たりした食材の変化を「見る」「嗅ぐ」、野菜を切ったり炒める音を「聞く」、そして作った料理を「食べる」。

このようにさまざまな「感覚」をつかっておこなう料理では、子どもの五感が養われます。その五つの感覚は刺激を受けることで日々成長していき、それが脳の発達にとても重要です。子どもの時期に、何らかの理由で五感を使うことが少なくなってしまうと発育に大きな影響があることがさまざまな研究結果でわかっています。

赤ちゃんは目に入ったもの、手が触れたものを叩いてさわったり口に入れて舐めたりしますよね。それは「ビニール袋は軽くて音がする」「ティッシュは舐めてもおいしくない」など、本能で五感を使い経験を知識として脳に蓄えているのです。

そうやって蓄えた知識をもとに、私たちは初めて見たものでも脳が情報を処理して、「堅そうだ」「甘そうだ」など想像して予測ができるようになり、さらに脳が情報を処理するときに使われる神経回路は、たくさん使っていると繋がりやすくなり、逆にあまり使わなければ繋がりにくくなると言われています。

だからこそ「五感」を刺激する料理のお手伝いを、子どものうちにやらせるべきなのです。

2.知的好奇心を育てることで勉強意欲もアップ

調理の工程を思い浮かべてみてください。はじめは噛みきれないような固さのものが、煮たり焼いたりすることで柔らかくなったり、調味料の組み合わせで何通りもの味に変化します。料理は、学校で行う科学の実験にも似ていますよね。

料理の良い点の一つとして結果がすぐに出るといところがあります。目の前で食材が変化し、その結果がすぐにわかるといことは、子どもの「知りたい」気持ちをどんどん後押しして、知的好奇心を育て、次の行動をしたくなる意欲アップに効果があります。

知的好奇心のある子どもは知ることが楽しくうれしいことを知っているから、新しい知識を意欲的に学ぶことが出来る。気になることに対し、自然と自分で考えるようになる。親に勉強しなさいと言われなくても宿題などの勉強をするようになる。よくメディアでも取り上げられていますが、東大などの有名大学に合格する子たちは、勉強しなさいと言われなくても自ら必要な勉強をして結果を出しているのです。

私の子どもも、自ら勉強に取り組むようになったり、学びたいという欲求から、中学受験をしたいと言うようになったのにも少なからず良い影響があったんじゃないかと思っています。

知的好奇心が意欲をアップさせ、頭の良い子を育てるということですね。

 

3.くりかえす「達成感」で自尊心もアップ

簡単に言えば、自尊心とは自分に自信を持っていて、ありのままの自分を受けいていること。

よく、プライドという言葉と混同しがちですが、その二つは違うもの。プライドは自尊心とは逆に、自分に自信がなく劣等感をもって他人と比較したりすることで、他人は関係なく自分自身に対する自尊心とは全然違うのです。

自尊心の高い子どもは、自分が価値のある存在だと認識し、努力は実を結びやれば出来るとポジティブな考えをもっています。将来、前向きに人生を楽しみ社会の中でより良く生きるための心の基盤となる大切なものなのです。

自尊心の高い子に育てるポイントは親が良く褒めることだと言われています。たしかにそれも重要で、自分に自信のある子は親からのほめられた経験が豊富だというデータが多くあります。

しかし、自尊心を育てるためにはさらに重要なことがあるのです。それが

自ら選択し行動する事

自分で物事を選択し行動に移した結果とその過程を褒めてあげることが、子どもの自尊心を育てる秘訣。「おいしくできたね」「上手に切れたね」などの言葉が子どもの達成感になり、自信につながります。

だからこそ、食材や調理の仕方や味付けを考えて実際につくり、その結果がすぐに出る料理をすることがとても良いのです。

似たような経験でいうと、科学の実験なんかも自尊心を育てる要素がたくさん含まれていると言われますが、いつでもどこでも出来るわけじゃないですよね。料理は家庭で出来るからこそ素晴らしいのです。

 

4.行動に計画性が出る〈合理的な考え方が身につく〉

学ぶという言葉は「真似ぶ(まねる)」が語源だと言われています。つまり、人は何かを学ぶとき、人の動きや言葉を真似をして学びます。真似することは学びの始まりなのです。

お父さんおかあさんが料理をする姿を見せると、子どもはただ見ているだけではありません。調理の準備をすることろ。包丁の使い方や食材の炒め方。なかには野菜のゆでる順番まで見ている子どももいるかもしれませんね。

そして「観察して行動する」を繰り返すことによって

「調理を始める前に必要な道具を用意しよう」「使う材料があるか確認して買い物をしよう」など、必然的に行動や計画に合理性が出てきて、自然と身に着けていけるようになります。

身についた合理的な考え方は、料理だけではなく日々の生活を、より質の高いものえと変えてくれるでしょう。

 

5.これからの社会で必須のちから〈検索能力〉アップ

料理というのは、子どもたちから見ると不思議なことでいっぱいです。

たとえば「なぜ」玉ねぎを切ると涙が出るの?「どうして」お水が沸騰するとと湯気が出るの?など、ただ見ているだけでも子供たちの気になることはたくさんあって、その理由を知りたがるものです。

そして、その疑問の多くにはちゃんと答えがあります。大人は当たり前だと思うことも、初めて見たり体験する事は子どもにとっては不思議でしょうがないのです。

そんな子供たちの疑問に出来るだけ答えてください。わからないことは「ママやパパもわからないから一緒に調べてみよう」と伝えて調べてみましょう。

え?調べちゃっていいの?と思う方もいるかもしれませんが、情報があふれる今の世の中、自分の分からないことや知りたいことを検索する能力は必須です。

社会人で優秀な人には、検索能力が高い人が多いと言われています。優秀な人たちであっても、何でも知っているわけではありません。

彼らは問題に直面した時、その解決方法やわからないことを自分の知識や経験、その分野に詳しい人やネットから探し出す能力が高く、その得た情報の中から自分に必要なものを選択する力を持っています。これが検索能力です。

ですから、知らないことがあったら、なんでだろうね。で終わらせてしまうのではなく、一緒に調べてみようね。と言って本を読んでみたり、スマホで検索して自分の知りたいことを探し出すほうが何倍も良いと思います。

6.調理をすることで論理的な思考力アップ〈さらにPDCAサイクルを回せるようになる〉

料理をするといことは、完成をイメージして計画を立て実行するということです。

まず初めに食材や調理器具の準備をし、次に食材を切ったり混ぜたりする下準備。そのあと実際に調理をして完成。このように、作る料理を想像しながら計画的に作業をするという行為は論理的な思考力を必要とする作業なのです。野菜を切ってから炒める。炒めるときに先に油をしく。など、当たり前にやっている作業でも、頭の中で計画し組み立てて行動することは子どもの脳に良い刺激なのです。

そして料理には、PDCAサイクルという人生にとても役に立つ考え方が身に付きます。

【PDCAサイクルとは】

  • Plan : 計画
  • Do : 実行
  • Check : 評価
  • Action : 改善

という、目標達成や物事を成功させるためにとても重要な考え方で、取り入れている企業も多くあるビジネスメソッド。

毎日の料理では、レシピという計画をたて、調理で実行し、味の評価をして、それをもとに改善したレシピを計画します。

このように、日々の生活の中で行っている料理だからこそ、PDCAサイクルを効率よく自然と取り入れられて、その考えが無意識のうちに子どもに影響を与え、子どもの未来につながるのです。

 

まとめ

料理にはさまざまな育脳に適した効果があることが分かったと思います。

さまざまな刺激は脳を活性化させ、初めて経験し学ぶことは大人にも必須の能力を育て、それらが徐々にではありますが良い循環を生むということです。

常に考えながらお手伝いに取り組むことはありませんが、子どもと美味しい料理を作ることは、子どもたちの希望に満ちた将来も作るということ。それをほんの少しでいいので意識してお子さんと接してほしいと思っています。

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